2017年02月24日
レンガを活かすアプローチ

寒さも峠を越えたようで、ポカポカ陽気の日は外仕事の喜びを感じさせてくれます。

夏は暑く、冬は寒い仕事ですが天気の良い日は、この仕事やってて良かったなと思います♪

さて、レンガ積みも終わり、お次はアプローチです。

足の不自由な方も無理なくお店にいけるように、階段ではなく緩やかな登坂になってます。

このお店に来られたお客様は、レンガ塀にそって森の中を歩いて店に入るイメージ。

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レンガも曲線を出していますが、アプローチも曲線。

ただの坂道では味気ないですから、右に左に道をふりながら店に入るのが楽しくなるように♪

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店の看板の付く大きなレンガ塀とアプローチ沿いのレンガ塀、この二つの塀に大きく隙間をあけます。

奥行きを出すのがひとつと、塀をわけることでレンガ塀の厚みが見えます。

高さ、低さ、直線、曲線を組み合わせることで庭は広がりを見せます。

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このアプローチ、前からずっと温めていたアイデアを使います。

今までになく、しかも日本の職人らしいアプローチ。

お楽しみに♪
posted by いのはな夢創園 at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日
レンガ積む日々

梅がもう咲いていますね〜♪

寒さの中で凛と咲く三分咲きくらいの白梅はいつ見ても、心を洗ってくれます。

まだ少し先にある春を予感させてくれますね♪

さて、奈良県 大一電化社 レンガ積み進んでおります!

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日本のレンガより少し大きく、表面がザラザラしているので素手で毎日レンガを触って

いると手の皮がボロボロになってきます・・・・。

しかし、積みあがっていくレンガを見ると、なんとも愛おしい。

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古材なので、ひとつひとつ微妙に色が違うのが良い味になります。

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雨が降る日はシートで屋根をつくって、どんどん積んでいきます。

普段、自然石で壁を創ったり、曲線を出したりしている私にとって、

全てが同じ寸法のレンガは、なんとも真面目な奴だなぁ・・と。

でもこれにしか出せない良さがあるな、と実感してました。

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10日ほどで積み上がりました!

庭の骨格となるレンガの壁、ここに道を創り、植物を植え、

このレンガがあるからこその景色を創っていきます♪

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posted by いのはな夢創園 at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日
イタリアの庭 

イタリアと言えど、創らせていただくのは日本です。

奈良県にある大一電化社、イタリアのエスプレッソマシンを輸入販売されている会社。

私も珈琲は好きな方ですが、本場のエスプレッソマシンで淹れたエスプレッソはビックリ

すくほど美味しいのですね!!

今まで何を飲んでいたのだろうと・・・目から鱗とはこのことでした。

こちらのショールームの庭を創らせていただくことになりました。

お客様からの要望は、商品に相応しい庭を。

こんなにワクワクするテーマはありません!

俄然燃えてきました♪

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かなり広い敷地で、やはりイタリアの景色ということでレンガを使うことになりました。

皆さま、日本の庭師は石ばっかり使って洋物は苦手と思っていませんか?

全然そんなこはないのです!自然石と比べたらレンガはかなり使いやすい素材です。

庭師にかかれば、どんな高さ、どんな曲線だろうと創ってみせます!

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まずは、レンガの下地つくり。

コンクリートで重さに耐えられるよう基礎を造ります。

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そして型枠、レンガは垂直に立ち上がらないと格好が悪いので木と糸で枠を造ります。

外国の建物を壊したときに出た古レンガを取り寄せて使います。

古材はやはり良い味してます♪

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そして今回の目玉は、こちらの会社が輸入されている。

テラコッタベネチア―ネ、これはテラコッタにベネチアングラスを流し込んでつくられたものです。

このデザイン、透き通るようなベネチアングラスの青色。

国内ではまず出回らない希少な材料です。

これだけでも良い庭が創れそうですね♪
posted by いのはな夢創園 at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日
美味しいお酒♪

長くかかってしまいましたが、今回でシンガポール作庭記は最終回です。

シンガポール政府から出場の打診があったのは一昨年の10月。

そこから9カ月かけて構想を練り、山口陽介と共に考え創りだせました。

日本の伝統でもある庭を、日本人代表として若い二人が背負って海外で創る意味。

沢山の仲間や他業種の方々に助けていただき、背中を押して、支えてもらえたからこそ

力を出し切って庭創りに専念できた時間でした。

その結果、金賞を授与できたことは本当に誇りに思います。

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南国でも茶を楽しめるよう、茶室は縦格子で風が入るようにしました。

全面から風が入って、これが結構涼しいんですよ♪

大きくくり抜いた窓から見える景色は、川の流れを絵のように切り取って見せる配置に

なっています。

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夜になると灯りがつき、庭の表情が変わります♪

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昼間は庭を囲む塀だった着物と障子の壁は、夜になると光る壁になります。

日本の和紙灯りをイメージしてあります。

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茶室の中の畳の端にも苔を使いました。

これが外国人に大受けでした♪

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表彰式は浴衣で参加し(本来は羽織袴で行くべきなのでしょうが、、、なんせ暑いもんで)

シンガポールの国樹をかたどった金のトロフィーをいただきました。

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私たちが創らせてもらった庭の大きさは9m×9m、この規模で世界基準の審査を通り金賞をもらう

って凄いことなんですよ!

庭創りが完成し、次の日の朝が審査となった夜。

皆でご飯を食べに行きました、その店にタイガービール(シンガポールではメジャーなビール)では

なく日本の「一番搾り」があったんです。しかも小瓶。

半年以上、日々の仕事をしながらこのシンガポールに向けて異常なほど忙しかった日々が終わり、

皆で汗流して庭が完成した夜に呑んだ小瓶の「一番搾り」。

何にも代え難いほど美味しかったです。

こんなに美味いビールがあるのかと思いました。

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沢山の人の支えがあって、私をひとつ大きくしてくれたシンガポールガーデンフェスティバル。

この挑戦をさせてもらえた私は幸せな職人人生だと思います。

この経験から得たことを今までのお客様や、これから出会うお客様に還元できるよう頑張ります。

そして、まだまだ挑戦は続きます!

ダラダラと長く書いてしましましたが、最後までお付き合い有難うございました。

次からは、本来の庭創りに戻ります!!
posted by いのはな夢創園 at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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