2016年05月24日
本日の夕刊に♪

今日も暑かったですね〜。

5月で30度超えるって・・・毎年こんな感じでしたっけ?

本日、5月24日の京都新聞の夕刊にシンガポールガーデンフェスティバルに出場する記事を

掲載していただきました。

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創る庭のテーマが「en」

人と人の出会いや繋がり、言葉を使わずに思い遣る表現などを庭で表しています。

また、庭のコンセプトも載せますね♪

そして、その「en」から、「en project」と言う伝統技術を使い今を表現する集まりを立ち上げました。

日本には沢山の職人がいます。

私もその一人ですが、技術があってもなかなか今の現代では需要がなかったり、価値に気付いてもらえ

なかったりする職人が沢山おります。

そんな伝統技術を使って、今を表現し、仲間で良いものを創りだす。

一般の方たちも巻き込んで、面白おかしく伝統を楽しんでもらえる場所を創ろうと思います。

次の世代にも職人はかっこ良いと思ってもらえるように。

憧れの職業として日本を支えてくれるように。

今、自分たちに出来ることをやっていこうと思います。

猪鼻一帆
posted by いのはな夢創園 at 20:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日
いざ東京へ!

日が落ちる時間が遅くなり、六時過ぎまで仕事ができるようになりました♪

現場に立てる時間が長くなるのは有難いことです。

さて、東京庭創り!

準備もできたのでお江戸に向けてイザ出発です!!

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土塀の両サイドは錆丸太で。

絵も庭も土壁も額縁が大切、ここを押さえていると何倍も良く見えます♪

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夜鍋して彫った「MANIERA」のロゴは、焼きを入れて椿油で磨きました。

文字には「紅溜め」という漆を流し込み仕上げています。

紅溜めは、見た目は黒っぽくみえますが、光が当たると鈍い赤が浮き上がって見えます。

そんな細かい所を見る人なんていないと思われがちですが、

覗き込んで見ると新しい世界が見える庭。

こちらのお店は、2万円〜70万円の帽子を揃えています。

どんなお客様が来店して、近寄って庭を見た時にも崩れない世界観を創っています。

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トラックに山盛りの材料を積み込んで、夜中に京都を出発です!!

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朝方に東京に到着、まだ夜も明けていないのに、東京は車が多いですね・・・・。

取りあえず荷卸し。

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店舗も急ピッチで多種の職人たちが入り乱れております。

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私と同じ京都から来た桜の根っこは、お江戸の空気に飲まれて居心地が悪そうです 笑

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初日は土塀の基礎つくり!!

柱を立てて壁を創り、明日から来てくれる最高の助っ人の下準備!!

伝統の技法を使って、現代を創ってやります!!!

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2016年05月15日
表参道で庭創り

もう日中は暑いくらいですね〜。

さっそく日焼けして黒くなりつつあります 笑

先日、東京南青山にある帽子ブランド「MANIERA」(マニエラ)さんのショップの庭を創らせて

いただきました。

近くに、岡本太郎美術館やブルーノートがある表参道でも大人の場所にあります。


http://www.generaldesign-online.com/

イメージを聞かせてもらい創る庭を考えながら、田舎者の私は表参道を歩き回りました。

やはり東京の中心と言うか、華々しく道行く人もお洒落な方が多いですね〜。

MANIERAのデザイナー「彦坂尚史」と話し合い、この場所に創る庭のイメージが湧いてきました。

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MANIERAの帽子は本当にクオリティが高く、考えつくされて創られています。

店の雰囲気は洗練されていて、ハイクラスの客人をもてなすに相応しい場所。

そこに何を創り、何故私が創るのか?

その意味をよくよく考え産まれた庭です。

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さっそく京都に帰りイメージを具現化。

洗練され清潔なイメージの店に、生々しいまでの自然と京都の技を表現したいと思います。

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100年近く生きていた山桜の根っこ、探し回るのに時間がかかりました・・・。

この力強い根っこが、長方形の水鉢を引き抜いているイメージです。

この長方形の水鉢は中国の物で100年以上前に使われていた本物です。

やはり時間を越えてきたものの持つ風格は凄いですね!

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今回、桜の根っこにこだわりました。

何故桜でなければいけなかったのか?

写真を見てもらえばわかると思いますが、根っこにボコボコとコブがあるのが分かります。

これは桜特有のガンで根頭癌腫という病気なのです。

ガンになり、それでも生きようと根を伸ばし、でもまたガンができてコブが大きくなり。

それの繰り返しでこのような迫力のある根ができます(もちろん生きていた木を抜いたのではありません)

この根が石を引き抜くかのように絡みついている。

見る人の心が動く庭ができそうです♪

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次は、庭の背景になる土塀に埋め込むブランドの看板。

専門の方に造ってもらえば早いのですが、この庭への想いもあり私が手彫りで創りました。

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ノミは仕事で使うことがありますが、彫刻刀なんて持ったのは中学生ぶりです 笑

家でトンカチトンカチやっていると思った以上に音が大きく・・・ご近所迷惑をかんがえて

山小屋へ避難。

もちろん専門外のことですが、自分で創ることで仕上がりへの不満がなくなります。

そして納得できる物創りができます。

なによりその庭のことを想い描いている時間が一番楽しく、石や木や素材と会話できている

ような気分になれるのです♪


posted by いのはな夢創園 at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日
庭としての美しさ

うちの庭の木も新芽が出始め、生命力に溢れた一番好きな季節がやってきました。

新緑の葉は、なぜこんなに綺麗なんでしょうね〜♪

窓を開けて山道を車で走っているとこの季節は意味もなく「素晴らしいなぁ〜」と

口に出してしまうくらい良い季節。

日々、木に囲まれている仕事ですが、植物を眺めるのは飽きませんね。

さて、名古屋Y邸、庭創り完成いたしました。

今回、完成した庭をプロのカメラマンの作家さんに撮っていただきました。

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やはり餅は餅屋ですね。

私達が創らせて頂いた庭ですが、自分が見たこともない美しさを切り取ってくれます。

人によって見る目線も違えば、美しいと感じるポイントも違うのだな〜としみじみ思いました。

まだ出来立てホヤホヤの庭ですので、苔がなれていなかったり、木が大きくなっておらず影が

薄かったりしますが、やっぱり良い庭が出来ました。

この度も、庭を創らせていただけるご縁を頂きましたお客様に本当に感謝申し上げます。

庭を創らせていただける日々は本当に有難たいです。

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ちゃっかり私も写真撮ってもらいました♪

カメラに撮られることに慣れていないので、しかめっ面ですが・・・

遺影にでもさせてもらいます 笑
posted by いのはな夢創園 at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日
モダンと庭

熊本地震、まだまだ余震が続いていますね。

被災されておられる方々の心労は計り知れないものだと思います。

私も今できる支援を続けていきます。

どうか一日も早く安全な日々が戻ってきますよう心よりお祈りしております。



名古屋M邸、完成間近です!!

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庭と建物を繋げるポーチ、平瓦で仕上げました。

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タイルには出せないこの雰囲気、ひとつひとつが微妙に反っており、反りを調整しながら

施工していきますので、タイルより時間がかかります。

それでも瓦にしか出せない表情があります。

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庭に苔も入りました。

やはり苔は良い感じですね♪

全てを繋げてくれる苔は凄い植物です。

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今回、初めて使ったヒゼンマユミ。

大きくなる木で、常緑、葉も艶があり、実も綺麗。

なかなか芸のある木ですね〜♪

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庭に続くデッキにも植物が入りました♪

とても良い感じになっています。

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水鉢も下草や苔が植わり、まるで長い間そこにあったかのような存在感です。

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ちょうどホトトギスが咲いています♪

種が流されてきて、水鉢に溜まり、溢れ出した種がそこで根をおろしたような。

そんな物語が浮かんできます。

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よく耳にするモダンとはなんでしょう?

私は、昔からある技術、仕様、素材、しつらえ、それらを使い今を表現することかと思います。

ただデザインを今風にするだけではなく、そこに積み重ねた技術があるからモダンに見える

のだと思います。

洋風の建物と和風の庭、それを瓦で創るポーチが繋げてくれています。

そのポーチのラインを和風ではなく、洋風でも違和感のないラインにすることで繋がっているのだ

と思います。

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我ながら良い庭です!!

深く優しい庭ができました。

創らせていただけたお客様に感謝です。

ご縁をいただきまして本当に有難うございました。

posted by いのはな夢創園 at 19:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月15日
優しい下草

熊本地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く平穏を取り戻せるようお祈り申し上げます。

私が18歳の頃、この庭師の世界に飛び込み、初めて弟子入りさせていただいた中野和文さん。

中野親方の店も熊本下益城にあり、私も三年近く熊本に住まわせていただきました。

京都には無いスケールの自然、美しい水、沢山のことを熊本の地で学ばせていただきました。

今の私があるのも益城郡で暮らしていた経験が大きく影響しています。

親方の無事を確認できて本当にホッとしました。

あの豊かな町が地震で大変な事になっていると思うと本当に辛いです。


中野親方に電話し安否や状況を聞かせてもらいましたが、「お前のその気持ちだけで良い、こちらの

ことは気にせずに日々良い庭を創るために何ができるか考えて必死に生きろ」と、地震で眠れぬ夜を

過ごされたはずなのに、私が励まされて電話が終わりました。

不謹慎ではありますが、自分は幸せだと思いました。

本当に良い親方の元で修業させてもらえたと思いました。

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庭創りで、下草を植栽するときに何時も思い出す風景は熊本の山の中です。

本当に綺麗な湧き水と豊かに育つ下草、力強さと言うより優しいイメージの水辺の植物たち。

私の庭創りの原風景といっても良いのかもしれません。
posted by いのはな夢創園 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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